2023 年 12月 16日 16:30〜17:40 くくる糸満 大ホール
岸田首相が2022年をスタートアップ創出元年と位置付けて、スタートアップ育成5ヶ年計画を推進しているんだけど、何で日本が今スタートアップを推進しないといけないの?
そもそもスタートアップって何?と思う人もいると思いますので、ちょっと解説しておくと、一般的な起業やベンチャー企業と似て非なる形体で、「革新性」「拡張性」「社会影響力」「EXIT(出口戦略)」が明確で、短期間で急成長を目指す企業体を指します。 最近では、ユニコーン企業とゼブラ企業という呼び名も耳にするようになった人もいると思うので、誤解のないようにそちらにも言及しておきます。 ユニコーン企業が「創業10年以内」に「評価額10億ドル」の「未上場企業」になることを指しますが、それと対比してゼブラ企業は「社会的インパクトの創出」を最優先し、「あらゆるステークホルダーと相利共生を目指す」企業体を指すんですね。双方社会を変える革新性はあるものの、目指す価値観が違うということです。 何となくここまでご理解いただけたでしょうか? ではこのセッションテーマに話を戻したいと思いますが、日本経済が国際的に勢いを失い、円安や海外への人材流出など、未来を憂うような課題を耳にすることが多くなりました。バブル景気を経験した世代も、いつか日本は何とかなると思っていたけれど、いよいよ何とかならないところまで来ているということを実感し始めていると思います。 さらに昨今、DX(デジタルトランスフォーメーション)しよう!と毎日耳タコのように言われ、AIの本格的な出現により、あらゆる業界の仕事が急速に変化し始め、変わることへの圧力を感じざるを得ない状況になりつつあります。
その中で、スタートアップを推進するということが、地域や国にとってどんな影響を及ぼすのか、自身も連続起業家であり投資家でもあり、数千社の創業支援に関わってきた麻生要一さんと、学生寮の1室にレンタルサーバーを置くところから始めた事業を東証プライム市場上場企業へと成長させ、今は地方創生や人財育成、スタートアップ創出にも積極的に関わるさくらインターネット株式会社代表:田中邦裕さんをお招きし、モデレータとして、教員やリクルート社での経験を経て、自身も起業家として「先生の学校」を運営する株式会社スマイルバトン代表:三原菜央さんという顔ぶれで、様々な視点から今の日本になぜスタートアップ推進が重要なのかを紐解いていただきたいと思います。
・スタートアップなんて自分とは全然違う世界の話と思っているけれど、少し興味のある人 ・社会が急速に変化していく中で、自分の生き方自体を見直そうと考えている人 ・起業したいと考えていて、自分がスタートアップを目指せるのか知りたい人 ・日本の未来を憂う中で、自分のできることを模索している人 ・自分のキャリアの選択肢として起業家を含めてみたいと考えている学生 ・スタートアップ創出で、地域や日本の未来を変えていきたいと願っている人 ・どんなにテクノロジーが進化しても、最後は人の力と信じている人
などなど、上記に該当する方は、ぜひこのセッションにご参加ください!
今年のLEAP DAYは、会場でリアル参加いただいた方には、全てのセッションにおいて登壇ゲストと相互コニュニケーションできる設計をしております。会場参加ならではの熱気を感じつつ、参加型でお楽しみください。
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